事業・活動紹介
高齢化社会への対応と介護保険制度の理念に掲げられている「尊厳の保持」と「自立支援」を目的として設立されたのが、地域包括支援センターです。高齢者の方が住みなれた地域で安心して暮していただけるようにサポートします。各市町村の高齢者人口や中学校区などに応じて設置数が違います。また市町村が社会福祉法人等に委託することもできます。にしはら地域包括支援センターは平成27年度より西原村社会福祉協議会へ委託となっております。
主な事業は総合相談、権利擁護(高齢者の権利を守ります)、包括的・継続的ケアマネジメント(入院などで途切れないように他機関連携)、介護予防ケマネジメント(要支援・事業対象者のケアマネジメント)を行います。設置される専門職については、社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師が配置されます。にしはら地域包括支援センターにも3職種配置され、チームでその方の生活をサポートしていきます。
にしはら地域包括支援センターの概要をご紹介します。
高齢者の介護が大きな社会問題となる中、介護予防サポーター養成講座で介護予防について学び、誰もが安心して快適に暮らせる村づくりの為に、自ら介護予防を実践するとともに、声掛け見守りといった地域で高齢者を支えるボランティア活動です。
シニア世代が介護予防サポーターとして活躍いただくことで、サポーター自身の生きがいづくりに繋がります。スーパーサロンや通所型サービスAで活躍していただきます。
「スーパーサロン」は「ふれあいいきいきサロン」の強化版として西原村独自のオリジナル体操「たいぎゃよか体操」を取り入れた介護予防を中心とした週1回の活動です。西原村では高齢者が意欲を持って自主的に介護予防や「生きがいづくり」を目的とした「通いの場」づくりを進めています。スーパーサロンの開始時と半年後には専門職による体力測定を行い、意欲を高めています。社会的孤立の解消に気軽に出掛け「仲間づくり」をしたり高齢者が地域でいきいきと元気に暮らせることを目指しています。
西原村は月に1度、ケアマネより事例(~要介護度2)をあげていただき理学療法士など多専門職から生活課題に対するアドバイスをいただきながら、自立支援に向けてケアプランの見直し等を行っております。また共通する地域課題から、政策形成につなげることを目的としております。
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする認知症サポーターを養成し、認知症に優しい地域づくりに取り組んでいます。一人ひとりの小さな心配りや見守りが、地域の大きな力になります。あなたも、サポーターになりませんか?講座の希望があれば、ぜひ、お気軽にご相談下さい。
西原村では、認知症の人やその家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を設置しています。このチームは、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けるため専門医や専門職による訪問を行います。認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族へ早期に専門職のチームが関わり、早期診断・早期対応に向けた初期支援、自立生活のサポート等を行います。
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