みんなで助け合い、ささえあう地域づくり
地域住民のつながりづくりを目的に、阿蘇郡市において平成9年から活動開始されており、阿蘇市においては平成17年の町村合併から現在まで、行政区ごとに区長さんを中心としたネットワークで、見守り・声かけ等の助け合い活動が行われています。
やまびこネットワーク体制図
活動内容
◎見守り声かけ活動
阿蘇市内にある117地区の全てで取り組まれており、地区ごとに決められたルールの中で対象とする一人ひとりに、福祉協力員等の近隣の人々が、定期的に直接訪問しての声かけや、「今日も畑仕事をされている」「今朝も洗濯物が干してあるからお元気ね」というような間接的な見守り活動が継続されています。
◎住民のつながりづくりのための活動(例)
・サロン活動…気軽に集える健康づくりや仲間づくりの場、見守り声かけの場
・祭り、文化伝承…昔から伝わる祭りや文化を次世代へ継承する、世代間の交流
・生活支援…買い物やゴミ出しなどの日常生活に不便のある方に対する住民同士の助け合い活動
・防災訓練…地震や水害に備えた防災訓練の実施や連絡網の作成、要援護者の把握
※この他にも、工夫を凝らし特色ある取り組みをされている地区があります。
活動の意義
「常日頃の住民同士の関係づくり」を土台とし、地域の中でお互いに気にかけ合い、助け合う仕組みをつくることで、孤独死を防ぎ、災害や悪徳商法から地域を守り、一人ひとりの困りごとの早期発見につなげることができると考えています。
長引くコロナ禍の今こそ!!
人と人のつながりを途切れさせないことが必要です!
コロナ禍でも、地域ではこんな活動をしています。
・こんな時だからこそ、定期的な見守り活動と情報共有で孤独死の防止
・屋外でのサロン活動を楽しみながら健康づくり
・お知らせ端末を使った声かけ
・ゴミ拾いしながら、地区の安全確認
・独自の新聞で地区の情報を共有
・登下校時の子どもの見守りで世代間交流
・区役、公民館清掃等でコミュニケーション
など、それぞれの地区の必要性に合わせ、主体的な取り組みが行われています。
地区連絡会
阿蘇市社協では毎年、各行政区で行われる「
地区連絡会」へ訪問し、やまびこネットワーク活動の説明や、見守り対象者の確認、地区での取り組みや課題などについて情報交換をしています。
社協職員は、地域の困りごとに対し共に考え、地域活動が継続できるようサポートするとともに、個別の相談については必要な専門機関へつなぐコーディネーター的な役割をしています。
主役は、地域住民の皆様です。住民の方々が、地域の中で役割やいきがいを持って安心安全に生活できるよう、いつも寄り添っています。
社協会費にご賛同いただいている個人・団体の皆様へ
皆様からいただいております社協会費は、地域福祉の向上のために大切な財源として活用させていただいております。いつもご支援ありがとうございます。
阿蘇市の安心・安全な地域づくりのため、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。
阿蘇市社会福祉協議会 視察研修申し込みについて
視察を検討されている方は、下の申込書にご記入のうえ、阿蘇市社会福祉協議会までFAXまたはメールにて送付をお願いいたします。
メール:a-syakyo@aso.ne.jp